小早川くんとしょうたくん

 

「フラジャイル」5話。

  

わたしは安田くんのファンを十何年してきましたが、死ぬ役は初見です。

全安田担の初体験です(たぶん)。

 

安田くんが演じられた小早川洋行くんは、末期ガンを患っており、余命は1年と宣告され。また家族も恋人も友達もいない、彼自身 余命1年は長すぎるとも感じている。

後悔することといえば作曲がしたくて音大に行きたかったけれど、お金がなくて諦め保育士さんになった。

そんな彼の経歴。

 

 

わたしはフラジャイルという作品を第4回目しか観てないのですが、その回は重要人物が物語のカット大半を占めるような構成じゃないし、かつその人物がその後どうなったのかハッキリとは描いていなかった。だからこそ小早川くんも余命1年と宣告されながらも、生きることに執着のないように見える彼が少しでも生きたいと願い、行動していくなんて風にもっていってもおかしくはない。ハッキリいえばじたんの死ぬ姿を見ずに済むかもしれないと4話を見て思いました。

 

ところがどっこい

 

 

 

 

小早川くんは病とは関係のない最後を迎えてしまうことになるわけで。

 

 

演じてるんだけど、また彼の温和な喋り方・表情などが安田くんそのものを香らせたりとかして。

最初の保育園でのシーンで彼の教え子さんのお名前が「しょうたくん」だったことにはオイって反応しちゃいましたけれど、そのあとはただずっと真顔でもし自分が脚本をかくのならばどんな最後を迎えるのか幾つもパターン考えながら観てました。

 

そんなこんなしていたらラストシーン。

教え子を助けた代わりに自分が消えてしまうと。

人間だれしもそういう場面に出くわしてしまったのならば本能的に動いてしまうのかもしれないけれど、小早川くんらしいし安田くんらしいなと。

 

最後を迎えるパターンとして結構ベタな展開だし、こういうこともあるのかななんてうっすら考えていても、いざ目の前で繰り広げられると涙も流さず頭フリーズしちゃってじたんが地面に倒れて頭から血を流している画はトラウマになりそうな程ショッキングなもんですね。これはドラマの1作品でフィクションの世界のなかのひとをただ演じているだけなのに終わってからひとりでこんなに泣くと思ってなかった。

それに小早川くんが頻出するまでアングルとカット回しのこと気にしながらドラマ見る余裕とかあったのに、それだけ自分にとって大きな存在が関わると職業とかとっぱらってまた別次元からモノ見がちだよなぁ。

 

そんなこんなで、ドラマ見終えたら

あした、いまこの世界から安田くんがいなくなったらどうしようって考えちゃったりとかして。闇と病と闇ですね。

安田担って激重 or チャラい(ふわふわ)に大きく分類できんじゃないかとわたしはおもうんですけどわたしは完全前者ですね。激重のヤンデレ好きです。早速発揮しちゃいました。

 

そんな激重なわたしも年取れば取るほど財力もつけれて、それに比例するようにまた彼に依存しちゃって。

そんなわたしが愛しちゃった彼も去年のツアーのパンフレットで「死ぬまでアイドル」すると仰られたので、わたしは少しでも財力をつけて、入る現場1回1回がこれで最後と思いながら生きていくしかないですよね。それしかない。

永遠なんて存在しない、死より先に終わりはくるってひとが五万といようがわたしはじたんの言葉だけを信じてこれからも凛と生きていきます。

 

彼におもうことはたくさんあってもやっぱり元気に幸せに生きていてくれることが、わたしの1番のしあわせなので、小早川くんが作曲したかったようにわたしは死ぬまでになにかひとつ安田くんのためになることをしたいなぁって思いましたとさ。